海外FXのスワップフリーって何?対象のおすすめ口座4つと利用時の注意点まで解説

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FX調査員すみれ

スワップフリーに対応しているおすすめの海外FX業者はどこ?

REALFX田辺

XMTradingがおすすめです。
スワップフリー口座を提供しているのはもちろん、スプレッドが比較的狭いので、低コストでトレードできます。

この記事は、海外FXでスワップフリー口座を検討している初心者やプロの方に向けて執筆しています。

スワップフリーの仕組みやメリット・デメリット、人気ブローカーの比較、注意点までを網羅済みです。

また、ゴールドや仮想通貨など多様な通貨ペアに対応したスワップフリー口座の選び方や、資金管理・損失リスクもわかりやすく紹介します。

この記事を読めば、スワップフリー口座の特徴や必要な知識が身につき、最適なトレード環境を選ぶ判断材料が得られるので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事のまとめ・結論

スプレッドが狭いおすすめの海外FX業者を知りたい方はこちらをご参考ください。

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目次

海外FXにおけるスワップポイントとは?

海外FXにおけるスワップポイントとは、通貨ペアを保有した際に発生する「金利の差」のことを指します。

これは中長期トレードにおいて利益やコストに大きく影響する重要な要素です。

日本の業者と海外業者の違いを理解しつつ、スワップポイントの仕組みやトレードへの影響を正しく把握することで、自分に合った口座選びや戦略を立てやすくなります。

スワップポイントの仕組み

スワップポイントとは、異なる2つの通貨の金利差によって発生する利益や損失のことです。

海外FXでは、通貨ペアを保有したまま日をまたぐと、金利差に応じてスワップポイントが発生します。

このスワップは、ポジションを持ち続ける限り毎日加算または減算されるため、長期トレードでは大きな影響を及ぼします。

特に高金利通貨やゴールド、仮想通貨などはスワップポイントが大きく変動しやすい特徴があります。

日本FX業者と海外FX業者の違い

日本FX業者と海外FX業者では、スワップポイントの設定や付与方法に大きな違いがあります。

日本の業者と海外FX業者の違い
日本の業者

金融庁の規制が厳しく、スワップポイントも比較的安定しています。

海外FX業者

スワップポイントが高めに設定されている場合が多く、高いリターンが期待できる一方、リスクも高いです。

上記の違いに加えて、海外FXではスワップフリー口座が選べる点も大きな特徴です。

スワップポイントがトレードに与える影響

スワップポイントは、長期トレードの利益や損失に大きく影響します

高金利通貨の買いポジションでは利益が増えますが、売りポジションや低金利通貨ではコストがかさむ場合もあります。

ゴールドや仮想通貨のスワップポイントも高額になることが多く、資金管理やコスト計算が重要です。

スワップフリー口座を利用すれば、こうしたコストを抑えたトレードが可能です。

スワップフリー口座とは?

スワップフリー口座とは、ポジションを翌日以降に持ち越した際に発生するスワップポイントの支払い・受け取りが一切なくなる口座のことです。

スワップの扱いはイスラム口座と似ていますが、利用条件や対象者が異なります。

以下では、一般トレーダーもスワップフリー口座を利用できるケースも解説していきます。

スワップが発生しない仕組み

スワップフリー口座では、FX業者が金利差によるスワップポイントをゼロに設定しているため、ポジションを保有してもスワップが一切発生しません。

その代わりに、スプレッドや取引手数料でコストを回収している場合があります。

つまり、長期保有でもスワップによる損益が発生せず、安定したコスト管理が可能になるのが最大の特徴です。

イスラム口座との違い

スワップフリー口座とイスラム口座は似ていますが、利用条件や対象者が異なります

スワップフリー口座とイスラム口座の違い
イスラム口座

宗教上の理由でスワップが禁止されている人向けで、追加手数料が発生するケースが多い。

スワップフリー口座

一般トレーダーでも利用可能なケースがあり、手数料は無料もしくは低コストで提供されるケースが多い。

上記のとおり、一般トレーダーはイスラム口座を使えないので、スワップフリー口座を選ぶことになります。

一般トレーダーも利用できるケース

一般トレーダーでも、スワップフリー口座を利用できるのは以下のようなケースです。

  • 特定ブローカーが「通常のトレード用」として提供している場合
  • ゴールドや仮想通貨など、スワップが高い通貨ペア向けに開放されている場合
  • キャンペーンや期間限定で解放されている場合

特定の条件や申請が必要な場合もありますが、ゴールドや仮想通貨など幅広い通貨ペアでスワップフリーが適用されるケースも多いです。

人気の海外FX業者では、初心者でも簡単にスワップフリー口座を開設できるため、コスト重視のトレードに最適です。

海外FXスワップフリーのメリット

海外FXでスワップフリー口座を利用する最大のメリットは、ポジションを長期保有しても余計なコストがかからない点です。

そのため、安定したコスト管理が可能になります。

また、高金利通貨の売りポジションに有利といったメリットもあるので、覚えておいてください。

海外FXスワップフリーのメリット
  • ポジションの長期保有でもコストがかからない
  • 高金利通貨の売りポジションに有利
  • 安定したコスト管理が可能

ポジションの長期保有でもコストがかからない

スワップフリー口座なら、ポジションを長期保有してもスワップコストが一切かかりません

通常、ポジションを数日以上持つとスワップによる損失が積み重なりますが、スワップフリーならそのリスクを無くせます。

ゴールドや仮想通貨など、スワップが高い通貨ペアでも安心して長期トレードが可能です。

FX調査員すみれ

ゴールドや仮想通貨はなぜスワップコストが高いの?

REALFX田辺

ゴールドや仮想通貨は値動きが激しく、短期間で大きな価格変動が起こりやすい資産です。
そのため、業者はリスク管理の一環としてスワップポイントを高めに設定する傾向があります。

高金利通貨の売りポジションに有利

通常、高金利通貨を売りポジションで保有すると、金利差の影響でマイナスのスワップポイント(コスト)が毎日発生します。

長期間保有すればするほど、このスワップ損失は膨らみ、利益を圧迫してしまいます。

しかし、スワップフリー口座ではこのマイナススワップが発生しないため、コストゼロで売りポジションを維持可能です。

その結果、高金利通貨を下落狙いで長期保有する戦略が有利になり、資金効率の高いトレードを実現できます。

安定したコスト管理が可能

スワップフリー口座は、トレードコストが安定しやすいのが大きなメリットです。

スワップポイントの変動に左右されず、スプレッドや手数料だけでコスト計算ができます。

資金管理や損失リスクの予測がしやすく、初心者にも安心して利用できる環境です。

項目通常口座スワップフリー口座
長期保有コスト高いゼロ
高金利通貨売り損失大損失なし
コスト管理不安定安定

海外FXスワップフリーのデメリット

スワップフリー口座には多くのメリットがある反面、一部業者は取引手数料が高くなるといったデメリットも存在します。

また、スワップフリーはキャンペーンで一時的に提供しているケースもあるので、事前に確認しておきましょう。

  • 一部業者では取引手数料が高め
  • スワップフリーはキャンペーンの場合もある

一部業者では取引手数料が高め

スワップフリー口座は、スプレッドや取引手数料が高めに設定されている場合があります。

スワップが発生しない代わりに、FX業者が別の形でコストを回収することがあるためです。

そのため、スワップフリー対応業者を比較し、総合的なコストを確認する必要があります。

スワップフリーはキャンペーンの場合もある

スワップフリーは、期間限定のキャンペーンとして提供されることもあります。

常時利用できるわけではなく、対象通貨ペアや期間が限定される場合も多いです。

したがって、FX業者の公式情報で最新の対応状況を確認することが重要です。

スワップフリー口座が向いているトレーダー

FX調査員すみれ

スワップフリー口座はどのようなトレードスタイルの人に向いているの?

REALFX田辺

スワップフリー口座は、中長期でポジションを保有する人や高金利通貨を売る戦略を取る人に向いています。
また、コストを重視したい投資スタイルの人にもおすすめです。

スワップフリー口座は、ポジションを翌日以降に持ち越しても追加コストがかからないため、中長期でポジションを保有する人には最適です。

ここからは、スワップフリー口座が向いているトレーダーの特徴を詳しく解説していきます。

スワップフリー口座が向いているトレーダー
  • 中長期でポジションを保有する人
  • 高金利通貨を売る戦略を取る人
  • コストを重視したい投資スタイルの人

中長期でポジションを保有する人

中長期でポジションを保有するトレーダーには、スワップフリー口座が最適です。

長期間ポジションを持つと、通常はスワップコストが積み重なり利益を圧迫します。

しかし、スワップフリーなら、ゴールドや仮想通貨などスワップが高い通貨ペアでもコストを気にせずトレードできます。

資金効率を重視する初心者やプロにも人気の選択肢です。

高金利通貨を売る戦略を取る人

高金利通貨の売り戦略を取る場合、スワップフリー口座は大きなメリットがあります。

通常は高金利通貨の売りでスワップ損失が発生しますが、スワップフリーなら損失を回避できます。

資金管理がしやすいため、安定した利益を目指すトレーダーにおすすめです。

コストを重視したい投資スタイルの人

コストを最優先する投資スタイルの人にも、スワップフリー口座は有効です。

スワップポイントの変動に左右されず、スプレッドや手数料のみでコスト計算が可能なためです。

損失リスクを抑えたい初心者や、安定したトレードを目指すプロにも適しています。

スワップフリー対応の海外FX業者一覧

業者名スワップフリー対象口座レバレッジ最小スプレッド手数料メリット
XMTradingKIWAMI極口座最大1,000倍0.6pips
(USDJPY)
無料・日本人に人気でサポート充実
・ゴールドでもスワップフリー可能
・初心者でも口座開設が簡単
Exness全口座スワップフリー対応最大無制限0.3pips
(スタンダード口座)
※ゼロ口座はスプレッドが0pips
無料・全口座でスワップフリー利用可
・ゴールド・仮想通貨も対応
・豊富な入出金方法で利便性が高い
HFMCent
Zero
Pro
Premium
最大2,000倍1.2pips
(Cent)
※Zeroはスプレッドが0pips
無料・安定した約定力と取引環境
・手数料無料で低コスト
・初心者でも使いやすい設計
FXGTECN
PRO
最大1,000倍0pips
(ECN口座)
往復6ドル
(ECN口座)
※PROは無料
・仮想通貨のスワップフリー対応が強み
・複数資産クラスに対応(FX・株式・仮想通貨)
・日本語サポートが充実

各FX業者ごとにスワップフリー対象口座や各種手数料が異なるため、それぞれを比較してから選ぶことが大切です。

以下では、スワップフリー対象口座を提供しているそれぞれの海外FX業者について解説していきます。

XMTrading

XMTradingは、日本人ユーザーに人気の海外FX業者です。

提供している口座の中ではKIWAMI極口座がスワップフリーに対応しており、中長期のトレードでも低コストに抑えられます。

また、主要な通貨ペアやゴールドでスワップフリーが利用でき、スプレッドも比較的狭いのが特徴です。

初心者からプロまで幅広い層に支持されているので、信頼性を重視している方はぜひチェックしてみてください。

Exness

Exnessは、全口座でスワップフリーに対応しています。

中でも、一番人気のスタンダード口座は最小スプレッドが0.3pipsと狭く、手数料もかかりません。

スプレッドがないゼロ口座も提供しているので、資金効率を重視するトレーダーにおすすめです。

HFM

HFMは、手数料無料でスワップフリー口座を提供している海外FX業者です。

ボーナス口座以外がスワップフリーに対応しています。

初心者でも使いやすく、コストを抑えたトレードが可能です。

FXGT

FXGTは、ECN口座とPRO口座がスワップフリーに対応しています。

ただし、スワップフリーで提供しているのは最大6日間のみです。

ECN口座はスプレッドがないため、資金効率やコスト重視のトレーダーに人気があります。

スワップフリー口座の注意点

スワップフリー口座を利用する際は、取引通貨ペアの制限やボーナスとの併用可否について注意が必要です。

また、スワップフリーでコストを抑えられたとしても、相場変動によって損失が発生する可能性はあります。

知らないうちに損をしないためにも、スワップフリー口座の注意点を理解したうえでトレードに臨みましょう。

  • 取引通貨ペアに制限がある
  • ボーナスとは併用できない
  • 長期のポジション保有でリスクはある
  • レバレッジが制限される場合がある

取引通貨ペアに制限がある

スワップフリー口座は、全ての通貨ペアで利用できるわけではありません

主要通貨ペアやゴールドなど、一部の通貨ペアのみ対応の場合も多いです。

利用前に、海外FX業者の公式サイトで対応通貨ペアを必ず確認しましょう。

ボーナスとは併用できない

スワップフリー口座は、入金ボーナスや取引ボーナスと併用できない場合があります。

FX調査員すみれ

スワップフリー口座がボーナスと併用できないのはなぜ?

REALFX田辺

ユーザーを過剰に優遇してFX業者側が損失を被らないようにするためです。
スワップフリーでコストをゼロにして、さらに入金ボーナスまで加えると、FX業者は多くのコストがかかります。

したがって、ボーナス狙いのトレードを考えている場合は、事前に利用条件を確認しましょう。

長期のポジション保有でリスクはある

スワップフリーでも、長期保有による価格変動リスクは避けられません。

スワップコストがゼロでも、相場の急変で損失が発生する可能性があります。

資金管理や損切りルールを徹底し、リスクを最小限に抑えることが重要です。

レバレッジが制限される場合がある

スワップフリー口座では、レバレッジが通常より低く設定されることがあります。

高いレバレッジでのトレードを希望する場合は、事前に制限内容を確認しましょう。

FX業者ごとに対応が異なるため、比較が必要です。

まとめ|スワップフリー口座でコストを抑えられる

本記事では、スワップフリー口座について解説しました。

最後に記事の要点をまとめます。

この記事のまとめ・結論

海外FXのスワップフリー口座は、長期トレードや高金利通貨の売り戦略に最適な選択肢です。

スワップコストを気にせず、ゴールドや仮想通貨など多様な通貨ペアで安定したトレードが可能です。

ただし、対応通貨ペアやレバレッジ制限、ボーナス併用不可など注意点も多いため、FX業者を比較し最適な口座を選びましょう。

田辺

スワップフリー口座を提供する代わりに、取引手数料が高く設定されているケースも多いです。

各FX業者のスプレッド・取引手数料・対象銘柄などを確認し、自分に合ったスワップフリー口座を選びましょう。

みなさんが信頼できる業者を選び、安全にFX取引ができることを切に願っております。

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