海外FXで使われる「両建て」は、仕組みを理解すれば資金を守る強力な方法です。
相場が大きく動く場面で損失を抑える目的だけでなく、スワップポイントの受け取りや年末の税金対策にも役立ち、経験豊富な利用者が利益を高めるために活用しています。
扱い方を誤ると、資金没収や口座停止につながる危険な一面もあります。
誤った注文方法や業者の規約違反が理由になり、最悪のケースでは取引が続けられなくなる事態が起こります。
この記事では、海外FXと国内FXで異なる両建ての扱い方や、安全に使える業者の特徴をわかりやすくまとめています。
両建ての良い点と悪い点、注意したい禁止条件、取引に活かす具体的な方法まで詳しく解説しているため、取り入れる前の判断材料にできます。
海外FXの両建てとは?(定義・仕組み)

海外FXの両建ては、同一の通貨ペアで「買い」と「売り」を同じ数量で同時に持つ取引方法です。
この形を取ると価格が動いても利益と損失が打ち消され、評価額が変わらない状態になります。
多くの海外FX業者では、両建て中の必要証拠金がゼロになる仕組みを採用しています。
含み損がある取引を決済せずに残しても、新しい証拠金を入れずに損失の広がりを止められます。
よって、急な値動きが起きてる際の資金の減少を抑えることが可能になります。
よくあるパターンとしては、ある通貨ペアを買いで保有して同じタイミングで売りのポジションを追加します。
それが両建てという手法で、相場の値段に関わらず利益と損失が相殺されて口座内の証拠金がそのままで変動しません。
両建てが成立した瞬間に損益が固定される点が、この方法の基本的な仕組みです。
海外FXで両建てするメリット
海外FXにおいてをポジションを両建てで保持するメリットを3つあげます。
この見出しでは、メリットについて詳しく解説します。
- 相場の変動に対応しやすくリスクヘッジ可能
- スワップポイントを稼げる
- 節税対策になる
相場の変動に対応しやすくリスクヘッジ可能
急な価格変動が起きても、買いと売りを同時に持つことで資金の減少を抑えられます。
相場の流れが読みづらい場面や含み損の拡大を止めたい状況では、この方法が安全網として働きます。
相場が落ち着いた段階で、優位な取引だけを残し、不利な取引を決済するなど冷静に次の行動を選べます。
両方まとめて決済する判断もできるため、状況に合わせた動き方が可能です。
両建ては、リスクヘッジをする目的でも利用できます。
例えば150円でドル円の買いのポジションを発注した場合、しばらくしてドル円の相場が151円に上がりました。
決済はしたくないけど、この先ドル円の価格が急落するリスクを考えるとこのまま今のポジションを保持することは不安です。
そのような状況の時にドル円の売りポジションを同じ数量発注することでリスクを減らせます。
両建てを組んだ瞬間に損益が固定され、価格がどちらに動いても利益と損失が打ち消される状態になります。
スワップポイントを稼げる
通貨の種類ごとに買いと売りで受け取るスワップポイントが異なり、その差を使うと利益を得られます。
価格が動いても両建てで損益を打ち消しながら、スワップの差額だけを収入として狙える仕組みです。
多くの場合、スワップ条件が良い業者を組み合わせて取引します。
ただし、他社との組み合わせを禁止する業者もあるため、事前に取引ルールを確認する必要があります。
さらにスワップは日ごとに変わるため、保有中は必ず定期的に確認しましょう。
両建てをした場合、ポジション保有による証拠金の残高はポジションの含み益と含み損がプラスマイナス0になるため変わりません。
しかしその通貨ペアの買いスワップが200円、売りスワップが-50円だとすると1日保有したら150円分のプラスになるのです。
スワップによる利益をためていくこともFXの取引方法の1つです。
節税対策になる
年末など特定の時期に含み益を翌年へずらしたい場合、両建てで損益を固定すると課税の時期を調整できます。
利益確定を翌年に回せるため、当年の所得増加を抑えたい時に役立ちます。
ただし、これは税金の支払いを先送りするだけで翌年の所得は増えます。
海外FXの課税額は収入状況によって変わるため、この方法が節税につながるとは限りません。税金に関する判断は税理士へ相談することが安全です。
この状況で、年末の最終取引日に同じ数量の売りを追加して両建てにすると損益が固定されます。
決済していない状態になるため、その年の所得には含み益が反映されません。
海外FXで両建てするデメリット
両建ては、デメリットもたくさんあります。
特にプロは両建てをおすすめしない理由は以下の通りです。
- 取引コストが2倍になる
- マイナススワップによるコスト増加
- 両建てポジション解消のタイミングが難しい
- 取引が複雑になり判断ミスを招きやすい
取引コストが2倍になる
通常の取引では新規ポジションは1つなので、スプレッドも1回分です。
しかし、 両建ては「買い」と「売り」の2つのポジションを同時に保有するため、「買い」注文時と「売り」注文時にそれぞれスプレッドが発生します。
結果、合計2回分のコストがかかり、通常の2倍のマイナスから取引がスタートします。
このため、利益を出すためのハードルが上がり、コスト面で不利になるのです。
例えば、ドル円のスプレッドが0.3pipsの業者で、1ロット(10万通貨)の両建てを行うことを考えます。
1回の取引でかかるスプレッドコストは約300円ですが、買いポジションと売りポジションを両方持つことで合計600円のコストがエントリー時に発生します。
マイナススワップによるコスト増加
メリットでもお伝えしましたが、同じ通貨ペアの場合買いポジションに係るスワップよりも売りポジションのマイナススワップの方が額が大きいです。
そのため、両建てポジションを保有し続ける限り、差額がコストとしてのしかかり、利益が削られたり、損失が徐々に膨らんだりするデメリットがあります。特に長期保有では注意が必要です。
1日保有するたびに1日分のスワップが発生するので、長く保持するほどこの額分証拠金が減ってしまいます。
買いスワップが200円、売りスワップが-300円とすると買いポジションと売りポジションをそれぞれ1つずつ保持したとします。
1日で-100円、3カ月続けたら-9,000円という損失が出てしまいます。
ポジションはほったらかしでも口座の残高が減ってしまうロスが発生するのが両建てのデメリットです。
両建てポジション解消のタイミングが難しい
両建ては損益を固定するだけで、最終的にはどちらか一方、あるいは両方を決済する必要があります。
相場の動きを見ながら最適な決済の流れを選ぶ作業は難しく、少しの迷いで判断を誤ると損失が広がる危険があります。
「もう少し動くはず」という気持ちが働きやすく、冷静さを失うと決済の機会を逃しやすくなります。
そのため、解消の時期をどう選ぶかが両建ての大きな課題になります。
ドル円の150円の買いポジションと売りポジションを1つずつ保有しているとします。
153円で買いポジションを決済したけど、売りポジションは含み損を持ったままです。
売りポジションを決済しようと思うけど、相場は上がり続けて含み損が広がってしまった。
上記のようなパターンが多いです。
決済の判断を先延ばしにすると、損失が増える危険がある点が両建ての難しさです。
取引が複雑になり判断ミスを招きやすい
両建ては買いと売りを同時に扱うため、取引内容が複雑になりやすい方法です。
とくに難しい点が、どの場面でどちらの取引を終わらせるかという出口の判断です。
利益が出ている取引だけを急いで手放し、損失が大きい取引だけが残る失敗はよく起こります。
さらに迷っている間に価格が急に動いてしまい、想定より損失が増えるケースも少なくありません。
両建てが可能な海外FX業者
両建てができる海外FX業者を4つご紹介します。
これから海外FXを始める方は参考にしてください。
- ThreeTrader|安全性と取引コスト最安で人気
- 取引コストが業界最安レベル でスキャルピングに最適
- 約定力の高さとスプレッドの狭さ がプロトレーダーの中で評判
- ボーナスを配っていないので潰れるリスクが低い
- Exness|無制限レバと自由度で頭一つ抜ける
- 業界でも珍しい無制限レバレッジ
- ロスカット率0%で極限の取引ができる
- 最難関のライセンス取得で安全性も高い
- TradersTrust |ハイレバレッジ取引も可能
- 不正や捏造がない決済方式 で取引可能
- レバレッジ3,000倍 で取引できる
- 資金力があれば コストを大幅削減可能
- XS| 約定力や取引環境が良い
- 安全性が高い
- 取引コストが業界トップクラス で安い
- 約定力や取引環境が良い
ThreeTrader
取引にかかるコストがとても低く、短い時間で細かく売買する方法に向いています。
注文がすばやく処理され、価格差も小さいため、経験豊富な利用者から高い評価を得ています。
特典を配布しない安定した運営方針で、資金面の不安が少ない点も魅力です。
EXNESS
EXNESSは、約定率の高さと無制限のレバレッジが利用できることが特徴の海外FX業者です。
国内の利用者も多数存在し、取引や出金のトラブルの少ないため支持を得ています。
ゼロカットシステムを採用しているためギリギリまでポジションを保有できるダイナミックさが嬉しいです。
TradersTrust
TradersTrustは世界の金融のプロの集団による運営をしていることで有名です。
最大3,000倍のレバレッジやボーナスキャンペーンが充実しているのでおすすめです。
低スプレッドなことで他業者よりも取引に有利となるため両建てにも適しています。
XS
約定率の高さと最低スプレッド0.0pipsという条件でFX取引ができます。
アカウント登録も簡単な情報を入力するだけでネット上で簡単に完結します。
金融ライセンスを複数取得していて、良質なサービスを提供しているので安心してトレードができます。
取引に使用できる種類も株式、金属、エネルギー、通貨ペアと多数ありその豊富さも魅力です。
海外FXが禁止行為とされるケース
禁止されている両建てがバレる3つの理由と禁止されている手法、違反した場合に受ける可能性のあるペナルティーについて説明します。
両建てがバレる3つの理由
海外FXで両建てが見つからないと考える人が多い状況ですが、現在の監視体制は過去より精度が大幅に向上しています。取引を細かく追跡する仕組みが強化され、不自然な動きはすぐに確認される環境が整っています。
取引ツールには全ての操作が詳細に記録されます。注文した時間や価格はミリ秒単位で残り、業者が反対方向の注文が続く動きを自動で確認します。複数の口座で逆方向の取引が続くと、システムが即時に異常として判断します。
利用している端末や通信回線の番号から、同じ人物かどうかが判断されます。パソコンやスマートフォンには固有番号があり、通信回線にも識別情報があります。異なる会社の口座を使っても番号が一致すれば、同じ利用者である事実がすぐに特定されます。
ゼロカットの直後に別口座が利益を得るなど、不自然な利益の発生は自動で検知されます。システムが怪しい動きを見つけると警告が出て、担当者が詳細に調査します。不正の疑いがある動きは瞬時に把握され、厳しく確認される仕組みが整っています。
海外FXで禁止される両建て手法
海外FXでは、特定の両建て方法が利用規約ではっきり禁止されています。業者に大きな負担を与える手法が対象になり、厳しい監視のもとで取り締まりが行われています。
複数の口座や異なる会社を利用してゼロカットシステムを狙う行動が問題視されています。反対方向の注文を各口座に同時に入れ、どちらかをゼロカットに誘導して一方の利益だけを得る動きは不正利用として判断されます。ゼロカットを利用した利益確保は例外なく規約違反として扱われます。
ボーナスやクレジットを使った両建ては重い処分につながります。付与されたボーナスを原資にして逆方向の注文を行う方法は規約で禁止され、入金ボーナスや口座開設ボーナスを利用した取引は厳しく監視されています。ボーナスを悪用した両建ては高い確率で口座凍結の対象になります。
経済指標発表の前に買いと売りを同時に入れ、一方をゼロカットにしてもう一方で利益を取る動きも禁止行為です。急激な価格変動を利用する“ノーリスク取引”と判断され、口座停止や出金拒否につながる恐れがあります。急変動を狙った両建ては不正として扱われる点に注意が必要です。
海外FX業者が両建てを許可している場合でも、ボーナスの悪用や異なる業者を使ったクロスヘッジは規約違反に該当します。こうした行動は市場の安定を損なう要因とみなされ、口座凍結につながる可能性があります。規約に触れる取引を避け、安全な利用を徹底する姿勢が欠かせません。
両建ての具体的なやり方・活用法
両建てに対して抵抗を感じてしまう方も見受けられますが、操作は簡単です。
海外FXでのMT4/MT5ではヘッジモードが有効となっており、保有ポジションを相殺しない設定になっています。
取引の設定からヘッジモードを解除して取引をしましょう。
両建てのやり方は次の通りです。
STEP1. エントリー する
ドル円を 1.00 lot 買いエントリー(ロング)した直後、同サイズで売り注文(ショート)をワンクリックで追加。注文方式は成行でも指値でもOK、スリッページを最小化したいなら“成行+最良気配”が基本です。
買いエントリーをしたすぐ後に、同じ通貨、同じサイズの売りポジションを追加で発注します。
成行でも指値でもいいですが、両者の差額を最小化したいなら成行+最良気配をおすすめします。
STEP 2.保有中の管理
ポジション一覧に買いポジションと売りポジションが綺麗に並んでいます。
両建て証拠金の扱いに注意が必要です。
多くの海外ブローカーは必要証拠金を50〜100%相殺しますが、ゼロにしない業者もあるので事前確認を忘れずに。
STEP 解除 する
相場が一定の方向を示すサインが出たら片方のポジションを決済します。
下がる見込みであればロングを決済してショートのみを残します。
決裁した瞬間に相場の変動とともに証拠金維持率が急に動くことになるので証拠金の余力があるかを確かめることが肝要です。
証拠金シュミレータを活用してもいいでしょう。
海外FX・国内FXの両建て活用方法3選
海外FX・国内FXともに、両建ては推奨されません。
一時的にリスクを抑えることや損失を広げないための手法に過ぎないからです。
しかし、成功する例もあるのでこの見出しではそのことをご紹介します。
海外FX・国内FXの両建ての活用方法を3つあげます。
- レンジ相場での両建て
- トレンドフォロー補助の両建て
- 節税のための両建て
①レンジ相場での両建て
相場がある範囲内で変動しているという状況で、上限で売り、下限で買いという両建てをします。
すると、往復の値動きから利益を出すことができます。
ただし、レンジ相場の読み違いや急な変動に注意しましょう。
②トレンドフォロー補助の両建て
トレンドラインに沿って、ポジションを持つ場合です。
短期的に相場価格が反対になることを利用して利益を出したりするのに両建てを活用できます。
③節税のための両建て
海外FXでも国内FXでも利益が出た場合に両建てを活用して節税することが可能です。
前見出しでもお伝えしていますが、大きな利益が出ている状況で税金の発生の懸念をしている方は検討しましょう。
ただし、海外FXと国内FXは税金の性質の違いより記入する場所が違います。
なので、それぞれのFX取引において損益を調整するようにすることが大事です。
海外FXの両建てに関わる税金と申告の基本知識
海外FXで損益やスワップにより利益が出た場合の税金や確定申告の申請について記します。
税申告は正しく期限より早めに提出することが大事です。
日本居住者が対象になる課税方式のポイント
海外FXの利益は雑所得に入り、給与などと合算して税率が上がります。
海外FXの利益は雑所得として扱われ、総合課税が適用されます。
給与や副収入と合わせた額に応じて税率が決まります。税率は収入の額が多いほど高くなり、最大55%に達する点が国内FXとの大きな差異です。
海外FXは損益通算ができません。
国内FXとは異なり、海外FXで発生した損失はほかの所得と合算できないため、損失が出ても税額調整は行えない点に注意が必要です。
両建てで確定した収益は決済した時点で課税対象になります。
決済前の含み益で年を越しても安心できず、両建てで利益が確定した瞬間に課税対象として扱われるため、決済のタイミングを意識する必要があります。
海外の送金情報は税務署が把握しており、取引報告書の提出も求められます。
送金や取引状況などのデータを都度確認することが可能となっており、海外事業者による年間の取引状況を報告する例が増えているので申告せずに脱税することができなくなっています。
海外FXの両建てを使った年末ヘッジによる課税調整の方法
両建てを使うと課税年度をずらす調整が可能です。
両建ては決済の順番を変えることで課税される年度を切り替える働きがあり、合法的に時間を確保する手段として利用できます。
維持率が下がると強制決済の危険があるため証拠金を確認します。
年末の口座維持率が低いと強制ロスカットが起きるため、両建てに使う証拠金が年末時点で十分に残っているかを事前に点検する必要があります.
年末ヘッジによる課税調整の具体的な運用例
含み益のある買いポジションに売りを重ねると利益を翌年へ移せます。
たとえば12月20日に50万円の含み益がある買いの建玉を持つ状況で、同じ数量の売りを持てば損益が固定されます。翌年になってから買いを決済すれば、その利益は翌年の所得として扱われます。
年内の損失を活用し、税額を抑える調整も可能です。
年内に損失の出ている建玉があるときは、売りの決済を先に済ませて損失を反映し、利益の出ている建玉は翌年へ移すことで課税額の負担を減らせます。
スワップや為替変動の負担が続くためヘッジ期間は短めに設定します。
このときの、ポジション保有の延長期間は短めにすることでスワップの負担増が減らせます。
年末年始の間にポジションを持ち越す場合は、長くても2,3週間の期間で完結するように計画的に取引をすることをおすすめします。
海外FXに関する注意点
海外FXに関する注意点を記します。
海外FXは国内FXとレバレッジや安全性の基準が違うためそれらの違いを認識することが必須です。
強制ロスカットを避ける両建ては難しい
両建てで 強制ロスカットを避けることは推奨しません。
両建てにより強制ロスカットされない状態が構築されたとしてもそのあと元の安全な口座状態になることはほとんど望めないからです。
例として大きな含み損を抱えた買いポジションがあり、決済することも難しい状況を想定します。そこで売りポジションを発注したとして、そこから相場が下げ止まるとします。
売りポジションはとても低い相場の時に発注したものなので、上昇したとしたら今度は上がり続ける前にこちらの決済をしなければいけません。
そのように、2つのポジションを管理する状況になるので大変難しいのです。
このときの賢明な取引方法はポジションを早めに決済してお別れすることです。
証拠金維持率が変動する
両建てポジションを保持することで、証拠金維持率が止まります。
しかし、前見出しでもお伝えしたようにスワップポイントが発生することや資金調達量(仮想通貨に係る)などのコストが発生するため後々証拠金維持率は変わってしまいます。
FX取引における手数料となるこれらの料金が必ずかかることを認識しましょう。
両建てポジションを持っている状況でどんどん証拠金が下がってしまい最悪ロスカットのリスクもあるのです。
異業者間の両建てはバレる
異なる業者間での両建ては禁止事項となっているものの、無視されてしまいがちです。
しかし、業者のシステム監視やプラットフォームの閲覧などにより精度の高い管理からそれらの違法行為が発覚します。
海外FXで利用するMT4/MT5のプラットフォームでの取引は業者のシステムで一元管理されており入金、ポジションの保有状況など全て把握されています。
さらに、IPアドレスなどを照合することによって同じパソコンから同一ユーザーによる利用を検知することも可能です。
なので、異業者のシステムを利用した両建ての取引はすぐに発覚してしまいます。
業者ごとのルールを確認した上で抵触することがないようにフェアな取引を心掛けましょう。
違反した場合は、アカウント凍結、出金拒否、退会となるペナルティが課されることもあります。
よくある質問
海外FXの両建てに関するよくある質問と回答です。



