Tradeviewは出金拒否される？正しい出金手順や安全に出金するコツを伝授！

海外FX業者を選ぶ際に気になるのが「出金拒否の有無」や「安全性」ではないでしょうか。

TradeView（トレードビュー）は、信頼性の高さから多くの上級トレーダーに支持されていますが、実際に出金拒否のリスクがないのか、どのような注意点があるのかは事前に知っておきたいところです。

この記事では、TradeViewの基本情報から取得ライセンス、資産保護体制、出金ルール、さらには使い勝手や日本人向けのサポート状況まで徹底解説しています。

初めて利用する方でも安心して判断できるよう、わかりやすくまとめました。

TradeViewの安全性を判断する3つのポイント

企業情報とTradeViewの基本的な特徴

TradeViewは、さまざまな金融商品を提供している海外FX業者です。

公式サイトは11言語に対応しており、日本語でのサポートも用意されています。

カスタマーサポート体制

• 電話・メール：24時間対応
• チャットサポート：平日8:30～16:00
• 日本人スタッフ：在籍あり

主なサービス内容

項目	内容
取り扱い商品	FX、株式、貴金属、エネルギー、インデックス、コモディティ、仮想通貨など100銘柄以上
最大レバレッジ	口座タイプにより200～500倍
口座タイプ	Xレバレッジ口座、ILC口座、cTrader口座
取引プラットフォーム	MT4、MT5、cTrader
最低入金額	$100～$1,000（口座タイプによる）
入出金方法	銀行送金、クレジットカード、bitwallet、bitpay、uphold、SticPay
ロスカット水準	100％
ゼロカット対応	あり
スキャルピング・両建て	どちらも可能
ボーナス	提供なし

TradeViewの3つの特徴

〇入出金方法が豊富で利便性が高い

他の海外FX業者では、入出金手段が3種類程度に限られることが多いですが、TradeViewは6種類に対応しており、利便性が非常に高いです。

〇ロスカット水準が100％と高い

多くの業者が20〜30％に設定している中で、TradeViewは100％。

証拠金が評価額を下回ると即ロスカットとなるため、リスク管理が重要です。

業者名	ロスカット水準
TradeView	100％
TitanFX	20％
FBS	20％
LandFX	30％

〇ボーナス制度が存在しない

TradeViewでは証拠金ボーナスの提供がなく、取引に必要な資金はすべて自己負担となります。

---

TradeViewの取得ライセンス情報

FX業者の信頼性を確認する上で、金融ライセンスの有無は非常に重要です。

TradeViewは以下2つのライセンスを取得しています。

ライセンス名	管轄機関	信頼性	取得難易度	備考
LFSA	ラブアン金融サービス庁	不明	不明	マレーシアのオフショア規制機関
CIMA	ケイマン諸島金融庁	低	中	有効期限切れにより「経営期間超過」扱い

LFSA（ラブアン金融サービス庁）

ラブアン金融サービス庁は、マレーシアのラブアンIBFCを監督する機関です。

ただし、取得難易度や規制の透明性に疑問があり、信頼性は不明です。

主な規制要件

• 最低資本金の保有
• 年間支出基準の順守
• フルタイムスタッフの雇用など

同ライセンスを持つFX業者

• OANDA JAPAN
• Exness
• IG証券

CIMA（ケイマン諸島金融庁）

CIMAはケイマン諸島の主要な金融監督機関です。

ライセンス取得には一定の審査があるものの、実効性の面で課題があり、信頼性は低いとされています。

主な規制要件

• 外部監査の実施
• コンプライアンス証明の提出
• 月次取引明細や決算報告の義務化など

なお、TradeViewのCIMAライセンスは2012年4月に期限切れとなっており、現在は「経営期間超過」として分類されています。

同ライセンスを持つFX業者

• FOREX.com
• Vantage Markets
• ATC

ユーザー資産の保護体制

〇TradeViewは「分別管理」を実施

顧客資金の安全性について、TradeViewは「分離口座による保管」を明言しています。

Tier 1クラスの銀行を利用しており、運営資金とは完全に区別されています。

ただし、「信託保全」までは明記されておらず、万が一の倒産時に顧客資金が確実に返還される保証は確認できません。

TradeViewの出金拒否は本当にある？SNSや公式対応をもとに徹底検証

海外FX業者を選ぶ際、「出金拒否の有無」は非常に重要な判断材料です。

TradeView（トレードビュー）は老舗の業者として信頼性が高いとされていますが、本当に出金拒否がないのか、SNSやサポートへの問い合わせ結果をもとに調査しました。

SNSでの調査結果：出金拒否のうわさは見つからず

Twitterで「TradeView 出金拒否」と検索し、過去2年間の投稿を調べた結果、2022年11月に出金拒否に関する投稿が2件だけ見つかりました。

ただし、どちらも「うわさを聞いた」といった間接的な内容で、実際のトラブル事例や証拠画像などは一切確認されていません。

〇SNS上では出金拒否の証拠は一切なし

通常、出金拒否が発生している場合、当事者がサポートとのやり取りや口座履歴のスクリーンショットを投稿するケースが多く見られます。

こうした具体的な投稿がないことから、TradeViewで出金トラブルが起きている可能性は非常に低いといえます。

サポートへの問い合わせ：過去に出金トラブルの例なし

TradeViewのサポート部門に直接問い合わせたところ、「営業開始から19年間、一度も出金トラブルは発生していない」との回答が得られました。

TradeViewは2004年設立の実績あるブローカーであり、長年にわたり安定した運営を続けています。

この実績から見ても、信頼性の高さがうかがえます。

ボーナス制度がないことで出金リスクを回避

多くの海外FX業者では、証拠金として使えるボーナスを提供していますが、TradeViewは一切提供していません。

この点が、出金トラブルを未然に防ぐ要因のひとつです。

〇ボーナスなし＝出金拒否のリスクが少ない

ボーナスを活用した「ボーナスアービトラージ」と呼ばれる不正行為は、業者側の出金拒否の主な原因になります。

ボーナスアービトラージの仕組み

• 2社のFX業者で同時に両建て取引を行う
• 一方に意図的に損失を集中させる
• ボーナスでカバーされた分、もう一方でノーリスク利益を得る

こうした行為は利用規約違反となり、利益の取り消しや出金拒否につながります。

しかし、TradeViewはボーナスを提供していないため、アービトラージによる不正利用のリスクが存在しません。

同様にボーナスを提供していない業者には、Titan FX、Exness、XS.comなどがあり、いずれも出金トラブルが少ないとされています。

TradeViewの禁止事項について

利用規約に禁止事項なし＝トラブルの原因もなし

多くのFX業者では、アービトラージやスキャルピングのような取引手法を禁止していることがあります。

しかし、TradeViewでは明確な禁止事項が一切設けられていません。

利用規約にも制限が見られず、どのような取引スタイルでも受け入れている点は大きな特徴です。

完全なA-Book方式で透明性の高い取引環境

TradeViewがこのように禁止事項を設けず、出金拒否の事例がない背景には、A-Book方式を採用していることがあります。

処理方式	特徴
A-Book	顧客の注文をそのまま外部の金融機関へ流す（リスクなし）
B-Book	顧客の損益が業者の利益に直結（利益相反の可能性あり）

A-Book方式では、顧客の取引結果が直接業者の利益に影響しないため、公平な取引環境を提供できます。

そのため、禁止事項を設ける必要もなく、出金拒否といった問題も起こりにくくなります。

TradeViewで出金拒否につながる2つのルール

入金と同じ方法で出金しなければならない

TradeViewでは「入金と同じ方法で出金する必要がある」というルールがあります。

たとえば、クレジットカードで入金した場合は、同じクレジットカードでのみ出金可能となります。

このルールは公式サイトの「よくあるご質問」に記載されており、英語でも以下のように説明されています。

The original deposit must go back the same way they were deposited. Any profits can be sent back via bank wire.

つまり、入金方法と異なる手段で出金を依頼した場合、処理ができず出金拒否とみなされる可能性があります。

利益は銀行送金のみで出金可能

もう一つのルールとして、「利益分の出金は銀行送金のみ可能」という点が明記されています。

入金分は元の手段で出金できますが、利益については銀行送金以外の方法では対応できません。

このルールに従わずに他の手段で利益を引き出そうとした場合、出金拒否が発生することがあります。

あらかじめルールを把握しておくことで、トラブルを防ぐことができます。

TradeViewの利用規約にある出金関連の4つの注意点

いつでも口座を清算される可能性がある

TradeViewの利用規約では、「条件次第でいつでも口座を清算する権利がある」とされています。

たとえば以下のような状況に該当すると、強制的に口座が清算されることがあります。

• 破産や死亡など、トレーダーに重大な変化があった場合
• 証拠金の不足が続いた場合
• 必要な情報の提供が不十分な場合

口座が強制清算された際には、出金残高が失われるおそれもあるため注意が必要です。

口座から各種手数料が差し引かれる

TradeViewでは、トレードにかかるさまざまな手数料が口座残高から自動で引かれる仕組みになっています。

具体的には以下のような費用です。

• 取引手数料
• マークアップ・マークダウン
• 解約・譲渡手数料
• 非稼働口座手数料

手数料が発生するタイミングで口座残高が不足していると、結果として出金できなくなるケースも考えられます。

6ヵ月間放置すると口座手数料が発生する

入金された状態で6ヵ月以上取引がない場合、口座維持費として50ドルの非稼働口座手数料が課されます。

残高がこの手数料を下回っていると、口座が凍結されて出金ができなくなるリスクがあります。

定期的に取引や出金などのアクションをしておくことが大切です。

身分証の提出後も追加書類を求められる場合がある

TradeViewでは、本人確認のために有効な身分証明書や住所確認書類の提出が必要です。

さらに、これらの書類を提出した後でも、追加の確認資料を求められることがあります。

書類の不備や提出遅延があった場合、入出金処理が一時的に停止される可能性があります。

スムーズな取引をするためにも、提出書類は常に最新かつ正確なものを準備しておきましょう。

海外FXで出金拒否される主な5つの原因

悪質な海外FX業者を利用している

海外FXの中には、出金トラブルを引き起こす悪徳業者も存在します。

たとえば以下のような被害が報告されています。

• 口座開設ボーナスが付与されない
• 問い合わせへの返答が一切ない
• 出金申請後に入金を求められる
• 電話対応後にアカウントが削除される

このような業者では、口座が凍結される可能性もあり、二度と取引ができなくなるおそれがあります。

利用していた業者が倒産した

海外FX業者が破綻した場合、預けていた資金が返金されないことがあります。

こうしたリスクに備える制度として「信託保全」があります。

信託保全とは、顧客の資金を第三者の信託銀行に預け、業者が倒産しても資金が守られる仕組みです。

ただし、海外FX業者では信託保全がない場合も多いため、信頼性の高い業者を選ぶことが大切です。

利用者が禁止行為をおこなった

出金拒否の多くは、トレーダーが知らず知らずのうちにルール違反をしていることが原因です。

以下のような行為は禁止事項に該当します。

• アービトラージ（裁定取引）
• ゼロカットの悪用
• サーバーの脆弱性を狙った取引
• 意図的な窓開けトレード

ルールに違反すると、出金拒否だけでなくアカウント停止のリスクもあります。

事前に利用規約を確認しておくことが重要です。

出金先の情報に誤りがある

出金申請時に入力した情報が間違っていると、正常に処理されない可能性があります。

たとえば、口座番号の入力ミスや名義の不一致などです。

出金トラブルが発生した場合、まずは登録情報を確認し、誤入力がないかチェックすることをおすすめします。

出金できないボーナスを利用していた

海外FX業者では、ボーナスによっては出金対象外となっているものもあります。

たとえば、以下のようなボーナスは出金できないことが多いです。

• 口座開設ボーナス
• 入金時のボーナス

一方で、ポイントボーナスや友達紹介ボーナスなどは、出金可能な場合もあります。

ボーナスの条件を事前に確認しておくことが、トラブルを回避するためのポイントです。

海外FXでよくある4つの禁止事項

アービトラージ取引の禁止

アービトラージとは、価格差を利用して利益を得る取引手法です。

たとえば異なる業者で同じ通貨の価格差を利用して売買を行うことで差益を得ることが可能です。

しかし、ゼロカットを悪用する形でアービトラージをおこなうと、業者側に損失が発生するため、多くの海外FX業者ではこれを禁止しています。

ゼロカットシステムの悪用

ゼロカットシステムは、トレーダーの損失が口座残高を下回っても、借金にならないよう業者が損失を補填する制度です。

この仕組みを利用し、意図的に一方の口座で損失を出し、もう一方で利益を得るような「口座をまたいだ両建て」は、明確な規約違反とされます。

サーバーの遅延やエラーを狙ったトレード

FX業者のサーバー遅延やバグを利用して利益を出す行為は、システムの欠陥を突いた不正な手法とされます。

このような取引は無効とされ、出金拒否や利益の没収につながります。

窓狙いの作為的なトレード

週末の為替市場で発生する「窓開け」を狙ったトレードも、業者によっては不正取引と判断されます。

とくに、意図的に窓開け直後の値動きを利用した短期トレードは注意が必要です。

この手法で得た利益が無効とされ、出金拒否される可能性もあります。

海外FXで出金拒否されたときの2つの対応策

業者へ直接問い合わせる

出金がうまくいかない場合は、まず業者のカスタマーサポートに連絡をとりましょう。

自分に過失がなかったとしても、確認不足やシステムエラーで処理が止まっていることがあります。

日本語対応のサポートを設けている業者も多いため、不明点は遠慮せず問い合わせることが大切です。

弁護士に相談する

万が一、悪質な業者と取引してしまい、出金が永続的に拒否された場合には、法律の専門家に相談することを検討しましょう。

ただし、海外FX業者は運営元や所在地が不明瞭なことが多く、法的な対応が難しいケースもあります。

依頼する際は、FXに詳しい弁護士を選ぶことが重要です。

TradeViewを利用する際に注意すべき3つのポイント

日本市場に特化したサービスではない

TradeViewは海外FX業者の中でも高い信頼性を持っていますが、日本人向けのサービスはあまり充実していません。

公式サイトは日本語に対応しているものの、取引条件などの詳細は分かりづらく、ライブチャットも英語のみでの対応となります。

そのため、問い合わせは基本的に英語か日本語メールでのやり取りになります。

こうした点から、TradeViewは海外FXの経験がある上級者向けの業者といえるでしょう。

FX初心者やサポートの手厚さを重視する方には、以下のような日本語対応がしっかりしている業者がおすすめです。

• Exness（エクスネス）
• Titan FX（タイタンエフエックス）
• XMTrading（エックスエムトレーディング）

また、かつてはTradeViewのスプレッドが非常に狭く注目されていましたが、現在では他のブローカーも競争力のあるスプレッドを提供しており、以前ほどの優位性はなくなっています。

一方で、TradeViewは海外FX業者としては珍しく信託保全を導入していることでも知られています。

顧客の資産は信託銀行によって管理され、万が一業者が破綻しても資金は返金されます。

入金手段にやや制限がある

TradeViewは複数の入出金方法に対応していますが、日本人にとって使いやすい選択肢は限られています。

主な入金方法は以下の通りです。

• 海外銀行送金
• bitwallet
• STICPAY

クレジットカードも利用可能ですが、日本円に対応していないため、カード会社が設定した為替レートでの決済になり、レート差損が発生する可能性があります。

国内銀行送金やクレジットカードを主に使いたい方には、他の業者の方が利便性が高いかもしれません。

また、bitwalletに関しては入金の反映が遅れるといったトラブルも一部SNSで報告されています。

入金のタイミングには余裕を持って行動することが必要です。

マイページの使い勝手が悪い

TradeViewのマイページは、口座ごとに別管理となっており、複数口座を一括で操作することができません。

そのため、口座を切り替えるたびにログインし直す必要があります。

他の日本語対応の業者では、マイページから複数口座をまとめて管理できる設計が主流であり、操作性の面ではTradeViewに不便さを感じる人も多いです。

さらに、口座間の資金移動もマニュアル対応のため、サポートへ依頼してから処理が完了するまでにタイムラグが発生します。

即時反映されない点は、スムーズな取引を求める方にとっては注意が必要です。

まとめ

TradeViewは、信頼性が高く透明性のある海外FX業者として評価されています。

出金拒否の事例は確認されておらず、A-Book方式や信託保全の導入など、安心して利用できる環境が整っています。

一方で、日本市場向けのサポートや入金方法の選択肢が限られており、マイページの操作性もやや不便です。

また、出金に関しては「利益は銀行送金のみ」「入金と同じ方法で出金」などのルールに注意が必要です。

これらを理解した上で利用すれば、TradeViewは十分に選択肢として魅力的な業者といえるでしょう。