海外FXを始める前に利点と注意点を把握したいと考える方が増えています。
国内にあるFXサービスとは規制内容が異なるため、海外FXでは25倍を超える大きなレバレッジや各社が用意する多彩なボーナスを利用できます。
この記事では、海外FXの良い点と不利な点に加えて、国内FXとのちがいをわかりやすく説明します。
この記事で理解できる内容は次の通りです。
- 海外FXの特徴
- 海外FXを利用する際の利点
- 海外FXで気をつけたい不利な点
- 海外FXと国内FXの違いを比較した情報
- 海外FXの人気業者をまとめたランキング5選
- 海外FXを利用するときに知っておきたい注意事項
- 海外FXが向いている利用者のタイプ
- 国内FXが向いている利用者のタイプ
- 海外FXの利点に関する質問への答え
記事の後半では海外FXのおすすめ業者をランキング形式で案内します。
海外FXとは
海外FXとは、海外を拠点とする業者が運営するFX口座のことです。
日本国内のFX業者との違いは日本でのライセンスによる規約に即したシステムを運営しているかしていないかという点です。
とりわけ日本国では2011年にFX取引に関してレバレッジ規制が定められたこともあり海外FXで高レバレッジの取引を楽しむトレーダーが増えています。
国内のライセンスと海外ライセンスでは規制の内容が違うためそれぞれ利用する上で利用感が違ってきます。
海外FXを利用するメリット
海外FXには、国内FXにないメリットが多数あります。
海外FXをおすすめする理由を解説していきます。
順に見ていきましょう。
この見出しでお伝えする海外FXのメリットは以下の通りです。
- 高いレバレッジで取引ができる
- ゼロカットシステムで追証がない
- 口座開設ボーナスのみで取引ができる
- ロスカット水準が低い
- MT4・MT5などの高機能ツールが使用できる
- 自動売買(EA)ができる
- スキャルピングなどの短期売買ができる
- 口座を分けて取引ができる
メリット①:高いレバレッジで取引ができる
海外FXの大きな利点のひとつは、非常に強いレバレッジで取引できる点です。
国内のFXサービスでは最大25倍に抑えられていますが、海外FXでは50倍や100倍にくわえて、1000倍を超える設定を扱う業者もあります。
高いレバレッジで得られる主な利点は次の通りです。
- 少ない資金で大きめの取引量を持てる
- 短い期間でも高い利益率を狙える
- 価格の動きを利用した短期売買を進めやすい
Exnessでは実質21億倍に相当する無制限レバレッジを採用しています。
有効証拠金が1,000USDより少ない場合に限られますが、日本円でおよそ15万円の資金で無制限レバレッジの取引が可能です。
少ない資金で大きい取引量を扱えるため、高い利益率を期待できる状況が生まれます。
小さな値動きでも大きい利益につながる可能性が高まる点は、大きな魅力です。
市場の動きを捉えて短い期間で取引を進めやすい点も、海外FXを利用する際に得られる強みとして挙げられます。
メリット②:ゼロカットシステムで追証がない
海外FXの利点として大きいもののひとつが、ゼロカットシステムにより追加の支払いが発生しない点です。
ゼロカットシステムとは、取引で損失が大きくなり口座残高がマイナスになったとき、FX会社が不足分を負担して利用者が借金を抱えないようにする仕組みを指します。
ゼロカットシステムによって得られる利点は次の通りです。
- 追加で資金を入れる必要がない
- 予想外の価格変動による大きな損失を避けられる
- 強いレバレッジを使った積極的な取引に挑戦できる
ゼロカットシステムを導入していないFXサービスを利用すると、証拠金を超える損失が発生した場合、口座へ資金を入れ足す必要があります。
海外FXサービスではゼロカットシステムが基本となっているため、想定外の値動きで証拠金を上回る損失が出ても追加の支払いは不要です。
海外FXを使えば、予想外の値動きに対する不安を抑えて取引を進めやすくなります。、 初心者トレーダーでも高いレバレッジをかけて挑戦的なトレードを行いやすい点も海外FXのメリットです。
メリット③:口座開設ボーナスのみで取引ができる
海外FXの大きな利点のひとつが、口座開設ボーナスだけで取引を始められる点です。
国内のFXサービスは景品表示法によってボーナス額に上限がありますが、海外FXは国内の規制を受けないため、種類が豊富で高額なボーナスを用意できます。
口座開設ボーナスのみで取引できる主な利点は次の通りです。
- 自分のお金を使わずに取引を体験できる
- 失敗の心配なく取引方法を試せる
- 利益が出た場合はその全額が手元に残る
口座開設ボーナスを使えば、資金を準備せずに実際の取引を体験でき、さまざまな方法を試しながら腕を磨けます。
学んだ内容を実際の取引に当てはめて練習できる点は大きな魅力です。
また、取引がうまくいけば利益をそのまま受け取れるため、自己資金を使わずに収益を得られる可能性があります。
ただし、海外FXで付与されるボーナスは現金として引き出せない点に気をつける必要があります。
ボーナスはあくまでも取引用の資金という点を覚えておくことが大切です。
Vantage Tradingでは15,000円分の口座開設ボーナスを受け取れるため、ボーナスを活用して取引を始めたい方に向いています。開設ボーナスを獲得できるため、口座開設ボーナスを獲得したい方は上記の海外FX業者の利用をおすすめします。
メリット④:ロスカット水準が低い
海外FXの特徴として大きい点が、ロスカット水準が低く設定されていることです。
ロスカット水準とは、損失が一定の範囲に達した段階で取引が自動的に決済されるラインを指します。
ロスカット水準が低いことで得られる主な利点は次の通りです。
- 保有中のポジションを長い期間キープしやすい
- 一時的な値動きに振り回されにくい
- 損失を管理しやすい取引環境を作れる
Vantage Tradingでは、スタンダード口座で10%、プレミアム口座で0%にロスカット水準が設定されています。
水準が低いサービスを利用するとポジションを長く持てるため、長期の取引を目指す利用者に向いています。
相場が大きく動いても設定された水準を超える損失は発生しないため、借金を抱える心配がない点も安心材料です。
低めのロスカット水準は取引の幅を広げ、利益を狙う機会を増やす重要な仕組みです。
メリット⑤:MT4・MT5などの高機能ツールが使用できる
海外FXの利点として挙げられる重要なポイントが、共通の取引プラットフォームであるMT4・MT5を使える点です。
国内のFXサービスは各社が独自に開発したツールを利用しますが、海外FXでは専門会社が開発したMT4・MT5のような高性能ツールを利用できます。
MT4・MT5を利用することで得られる主な利点は次の通りです。
- 多くの設定を好みの形に調整できる
- 自動で取引を進めるEAを利用できる
- 見やすいチャート画面で分析しやすい
- 多くの海外FXサービスが導入している
多くの海外FXサービスがMT4・MT5を採用しているため、他のブローカーで口座を作っても同じ操作画面で取引できます。
使い慣れた環境のままスムーズに取引を始められる点は大きな魅力です。
MT4・MT5ではさまざまなテクニカル指標や描画ツールを使えます。複数の時間足やインジケーターを自由に組み合わせられるため、自分の得意な方法に合わせて画面を調整できます。
自動で売買を行うEAを使える点もメリットで、一定の条件に合わせて取引を進められます。
高機能なMT4・MT5を活用することで、海外FXでの取引効率が大きく向上します。
メリット⑥:自動売買(EA)ができる
自動売買(EA)ができることはプロトレーダーにとっての海外FXの魅力です。
自動売買(EA)を使用することで、24時間休むことなく自動的に取引を行うことが可能になります。
自動売買(EA)ができるメリット
- トレーダー自身の感情に左右されない一貫した取引が可能
- 複数の通貨ペアを同時に取引できる
- 高速で正確な取引が可能
自動売買(EA)は、あらかじめ設定されたルールに基づいて取引を実行するため、人間のような感情的な判断ミスを排除できます。
FX取引の成功率は常に5割ですが、感情的にトレードすることで成功率が5割を下回ります。
また、自動売買(EA)を活用することで、複数の通貨ペアを同時に取引できる点もメリットの1つです。
さらに、自動売買(EA)ではチャンス相場を見つけた瞬間に自動で注文を実行するため、スピードが求められる相場の動きに迅速に対応できることでしょう。
自動売買(EA)を利用することで、 トレーダーの取引にかかる時間を解消できるため、海外FXでの取引の幅を大きく広げられます。
メリット⑦:スキャルピングなどの短期売買ができる
海外FXの魅力として重要なのが、スキャルピングのような短期売買を自由に行える点です。
多くの海外FXサービスは短期売買に関する制限がゆるいため、短い時間で利益を狙う取引を進めやすい環境が整っています。
短期売買・スキャルピングで得られる主な利点は次の通りです。
- 少ない資金でも挑戦しやすい
- 短い時間で利益を積み上げられる
- 取引結果をすぐ確認でき次の行動に移りやすい
海外FXはレバレッジの上限が高く設定されているため、取引の大きさを調整しながらコストを抑えられる点が強みです。
数時間から1日ほどの短い期間で取引を何度も重ねることで、効率良く利益を増やすことができます。
短期売買では取引がすぐに完了するため、結果をすぐ確認でき、次の戦略を素早く組み立てられる点が大きな利点です。
メリット⑧:口座を分けて取引ができる
海外FXの利点として見逃せない点が、複数の口座を使い分けて取引できることです。
口座を分けて取引することで得られる主な利点は次の通りです。
- 損失を分散しやすく安全性を高められる
- ちがう取引方法を同時に試せる
- 心の負担を軽くして冷静に判断できる
複数の口座を使い分けると、ひとつの口座で損失が発生しても、他の口座の資金を守れます。
資金を分散できるため、安定した取引環境を作りやすい点が大きな利点です。
また、次のように取引方法を分けて試すことも可能です。
- スプレッドが狭い口座:テクニカル分析を使った短期売買やスキャルピング
- スワップポイントが受け取りやすい口座:ファンダメンタル分析を使ったスイングトレード
Vantage Tradingでは特徴の異なる3つの口座を使い分けられるため、目的に合わせた柔軟な運用ができます。
取引方法ごとに口座を分けることで、心理的な負担を抑えて冷静に取引しやすくなる点は海外FXならではの魅力です。
海外FXの6つのデメリット
海外FXはメリットもありますが、反面デメリットもあるので注意が必要です。
海外FXの主なデメリットについて以下の項目について記します。
- スプレッドが広い
- 入出金のルールがある
- 税金が高くなることがある
- 信託保全が義務化されていない
- 日本語に対応していない場合がある
- 悪質な業者が存在する
1. スプレッドが広い
海外FXの口座は、国内FXと比べてスプレッドが広くなる傾向があります。
スプレッドとは、買値と売値の差を示す数値で、実質的な手数料にあたります。
国内FXで扱われる米ドル/円のスプレッドは、おおむね0.2pips前後で、ほぼ固定されています。
一方で海外FXでは、米ドル/円のスプレッドが1.0pips〜2.0pipsほどと広めです(STP口座の場合)。
0.1pips〜0.2pipsのように非常に狭いスプレッドを提供する海外FXサービスもありますが、取引手数料が別途かかるため、実際の取引コストは0.5pips〜1.5pipsほどになるケースが中心です(ECN口座)。
このように、国内FXよりも取引コストが大きくなる点は、海外FXの明確な不利な点です。
2. 入出金のルールがある
海外FXサービスは国内FXよりも対応する送金方法が多く、海外に拠点があっても利用しづらさを感じにくい環境が整っています。
しかし、入出金の仕組みが複雑な場合があり、入金で利用した方法と同じ手段でしか入金額まで出金できないケースがあります。
クレジットカードやデビットカードで入金した場合、入金した金額と同じ額まではカードに返金される流れが一般的です。
利益部分はカードで出金できない海外FXサービスが多いため、この点は事前に把握しておく必要があります。
さらに、一部の海外FXサービスでは次のような出金順序が決められています。
- クレジットカードで入金した金額を返金
- オンラインウォレットで入金した金額を返金
- 利益部分を銀行送金で出金
決められた順番と異なる方法で出金申請をすると、手続きが進まない可能性があります。
出金手続きをスムーズに進めるためにも、各サービスが定める優先順位を正しく理解することが重要です。
3. 税金が高くなることがある
海外FXと国内FXでは、利益にかかる税金の仕組みに大きなちがいがあります。
税区分や税率が異なるため、同じ利益でも納税額が変わる点を理解しておく必要があります。
| 項目 | 海外FX | 国内FX |
|---|---|---|
| 所得区分 | 雑所得 | 雑所得 |
| 課税方式 | 総合課税 | 申告分離課税(20.315%) |
| 税率※ | 15〜55%(累進課税) | 一律20.315% |
※住民税と復興特別所得税を含む税率です。
海外FXの利益は「累進課税」の対象となるため、所得が増えるほど税率も上昇します。
給与と海外FXの利益が合算されるため、結果として税負担が重くなる可能性があります。
一方、国内FXは税率が20.315%で固定されており、利益が多くても税率が変わりません。
税額が安定する点は国内FXの大きな利点です。
4. 信託保全が義務化されていない
日本の金融庁から許可を受けていない海外FXでは、信託保全が義務ではありません。
信託保全とは、利用者の資金と運営に使う資金を分けて信託銀行で管理する仕組みを指します。
信託保全を導入している国内FXサービスの場合、もし運営会社が破綻しても、信託銀行から預けた資金が返されます。
一方で、信託保全を採用していない海外FXサービスが破綻すると、預けている資金が戻らない可能性があります。
このように、海外FXでは資金を保護する仕組みが整っていないサービスを利用すると、破綻時に資金が返還されないおそれがある点が明確な不利な点です。
5. 日本語に対応していない場合がある
海外FXは海外企業が運営しているため、国内企業のように細かい日本語対応を期待しづらい場合があります。
公式サイトに英語のまま残っているページがあったり、不自然な日本語が使われているケースも少なくありません。
サポート面でも、海外スタッフが翻訳ツールを使って対応することがあり、会話がスムーズに進まない場面が生まれます。
また、日本人スタッフが在籍していても人数が多くないことがあり、必ず日本語で対応してもらえるとは限りません。
海外企業のサービスである以上、完璧な日本語対応を求められない点は理解しておく必要があります。
6. 悪質な業者が存在する
海外FXサービスの中には、利用者に不利な行動を取る悪質な業者が存在します。
サイトに公開されているよりもスプレッドを広げたり、強制的に決済させる行為を行うケースがあります。
出金などのトラブルも海外FXの業者によるサービスの利用者の感想に多くみられます。
さらに、理由を示さず口座を凍結するような例もあり、利用者に大きな損失を与える危険があります。
もちろん、海外FXサービスのすべてがこのような運営を行うわけではありません。
一部に悪質な業者や詐欺目的の業者が紛れている点が問題です。
万が一被害を受けても、日本国内から返金を求める手続きが難しく、結果として対応できないケースがほとんどです。
特に知名度が低いサービスは悪質な運営である可能性が高いため、利用を慎重に検討する必要があります。
結局何が違う?海外FXと国内FXの違いを比較
海外FXと国内FXには、取引条件などの違いがいくつかあります。
海外FXと国内FXの主な違いは、以下の通りです。
それぞれの特徴を具体的にお伝えします。
- 最大レバレッジの違いを比較
- ボーナスの違いを比較
- ゼロカットやロスカットについての比較
- 取引プラットフォームの種類を比較
- スプレッドの広さを比較
最大レバレッジの違いを比較
海外FXと国内FXで大きく異なる点として、最大レバレッジの差が挙げられます。
海外FXと国内FXの最大レバレッジは次の通りです。
| FX業者 | 最大レバレッジ |
|---|---|
| Vantage Trading(海外) | 2000倍 |
| Exness(海外) | 無制限 |
| GMOクリック証券(国内) | 25倍 |
| SBI FXトレード(国内) | 25倍 |
上記のように、海外FXサービスでは1000倍以上の強いレバレッジを設定できますが、国内FXは最大25倍に制限されています。
国内FXは金融庁の規制によってレバレッジが25倍に固定されている一方、海外FXはこの規制を受けないため、高いレバレッジで取引できます。
強いレバレッジは大きな利益を狙える反面、損失の大きさも増えるため、資金を丁寧に管理することが欠かせません。
ボーナスの豪華さを比較
海外FXと国内FXのちがいとして、ボーナスの多さが大きなポイントになります。
海外FXと国内FXのボーナス内容は次の通りです。
| FX業者 | ボーナス内容 |
|---|---|
| XMTrading(海外) | 口座開設ボーナス:13,000円 |
| 入金ボーナス:最大160万円 | |
| Vantage Trading(海外) | 口座開設ボーナス:15,000円 |
| 入金ボーナス:最大150万円 | |
| GMOクリック証券(国内) | 口座開設ボーナス:200円 |
| 入金ボーナス:最大100万円 | |
| SBI FXトレード(国内) | 口座開設ボーナス:5,000円 |
| 入金ボーナス:なし |
上記のように、海外FXサービスと国内FXサービスではボーナス額に大きい差があります。
この差が生まれる理由は、日本国内のサービスが景品表示法によってボーナス額を制限されているためです。
海外FXはこの規制を受けないため、自由度の高いボーナスを提供できます。
豊富なボーナスを受け取れることで、資金が少ない利用者でも取引を始めやすくなる点は海外FXの大きな利点です。
ただし、国内外どちらの入金ボーナスにも出金条件が設定されており、付与されたボーナスをそのまま全額引き出せるわけではない点に注意が必要です。
ゼロカットやロスカット水準を比較
海外FXと国内FXでは、ゼロカットシステムとロスカット水準に明確な差があります。
それぞれの仕組みを比較した内容は次の通りです。
スクロールできます
| FX業者 | ゼロカット | ロスカット水準 |
|---|---|---|
| XMTrading(海外) | あり | 20% |
| Vantage Trading(海外) | あり | 0% |
| GMOクリック証券(国内) | なし | 50% |
| SBI FXトレード(国内) | なし | 50% |
海外FXと国内FXのゼロカットとロスカットの違い
海外FXはゼロカットシステムを採用するケースが一般的で、ロスカット水準も20%・10%・0%など低く設定されています。
利用者が証拠金以上の損失を抱えない点と、ポジションを長く保持しやすい点が大きな特徴です。
一方で国内FXは金融庁の規制によりゼロカットシステムを導入できません。
さらにロスカット水準が50%と高いため、レバレッジを強めに設定すると早い段階でポジションが強制的に決済されます。
海外FXのように、ゼロカットと低いロスカット水準がそろう環境は、積極的に取引したい利用者にとって大きな利点です。低いロスカット水準によって、高いレバレッジをかけてガンガン取引を行うことが可能です。
取引プラットフォームの種類を比較
海外FXと国内FXでは、利用できる取引プラットフォームの種類にも大きな差があります。
海外FXは世界中で利用されているMT4/MT5が主流で、国内FXは各社が独自に開発した取引ツールを採用しています。
このような差が生まれる理由は、対象としている利用者が異なるためです。
海外FXは世界中の利用者を視野に入れており、多くの国で扱われる汎用性の高いプラットフォームを採用しています。
一方で国内FXは日本だけを対象としているため、日本向けに作られた独自ツールが中心です。
業者が違ってもMT4、MT5のインターフェースは全く同じものなので惑うことなく取引ができるのが特徴です。
また、国内FXの独自ツールはスリッページやリクオートが発生しやすく、取引内容が見えにくくなります。
MT4/MT5は高いカスタマイズ性と豊富な機能を備え、正確で早い約定が期待できるため、取引しやすい環境を整えやすい点が大きな利点です。
スプレッドを比較
海外FXと国内FXでは、スプレッドの広さにも明確な差があります。
国内FXは海外FXよりスプレッドが狭いことが多く、この差はFXサービスが収益を得る仕組みの違いによって生まれています。
国内FXは自社で開発した取引ツールを提供し、利用者の損失を収益源とするモデルを採用しています。
一方で海外FXは外部企業が提供する取引ツールを使用しているため、利用者の損失を収益にはできません。
その代わりにスプレッドを広めに設定し、収益を確保しています。
海外FXと国内FXのスプレッドは次の通りです。
| FX業者 | USD/JPYスプレッド |
|---|---|
| XMTrading(海外) | 0.6pips〜 |
| Exness(海外) | 0.0pips〜 |
| GMOクリック証券(国内) | 0.2pips |
| SBI FXトレード(国内) | 0.18pips |
上記のように海外FXはややスプレッドが広い傾向にありますが、スプレッドゼロ口座のようにスプレッドを極端に小さくした口座を提供するケースもあります。
スプレッドを抑えて取引したい場合は、スプレッドゼロ口座を扱う海外FXサービスを選ぶと負担を軽くできます。
海外FXがおすすめな人
ここでは、海外FXがおすすめな人の特徴を4つ紹介します。
海外FXでは、国内FXではできない条件で取引ができるのでスピード感やダイナミックさのあるトレードが楽しめます。
次の条件に当てはまる方は、海外FXをおすすめします。
- 入金せずに取引を始めたい人
- 少額の資金で利益を出したい人
- スキャルピングなどの短期売買をしたい人
- 自動売買(EA)を使用したい人
海外FXがおすすめな人①:入金せずに取引を始めたい人
海外FXは、入金せずに取引を始めたい利用者に向いています。
海外FXサービスが提供する口座開設ボーナスを使えば、自分のお金を使わずに取引を始められます。
XMTradingでは口座開設後に13,000円相当のボーナスが付与され、FXGTでは15,000円のボーナスを受け取れます。
ボーナスを利用して実際の相場で取引し、利益が出ればその利益分を引き出せる点が大きな魅力です。
初心者にとっては、資金を失う心配を抱えずに、実践的な取引を学べる貴重な学習環境になります。
海外FXがおすすめな人②:少額の資金で利益を出したい人
海外FXは、少ない資金で利益を狙いたい利用者にも向いています。
海外FXは1000倍を超える非常に強いレバレッジと高い約定力を備えているため、小さな資金でも大きめの取引量を持てます。
さらに、ボーナスを提供する海外FXサービスを利用すれば、資金を使わずに利益を狙うことも可能です。
Exnessでは最小0.01ロットから取引を始められ、レバレッジは実質無制限となっています。
100円ほどの資金でも、理論上では2,100億円規模の取引量を扱える計算です。
このような強いレバレッジを活用することで、わずかな値動きでも大きい利益につながる可能性があります。
海外FXがおすすめな人③:スキャルピングなどの短期売買をしたい人
海外FXは、スキャルピングなど短期売買を行いたい利用者にも向いています。
国内FXではスキャルピングに関する規制が厳しい一方、多くの海外FXサービスでは制限を設けず自由に取引できます。
海外FXは利用者の注文をインターバンク市場へ直接流すNDD方式を採用するケースが多く、注文処理が早く約定力も高いです。
そのため、短期で何度も取引する場面でもスリッページが起こりにくい点が大きな強みです。
規制が少なく、注文が通りやすい環境が整っていることから、短期売買やスキャルピングを活用したい利用者におすすめできる取引環境です。
海外FXがおすすめな人④:自動売買(EA)を使用したい人
海外FXは、自動売買(EA)を使って取引したい利用者にも向いています。
国内FXは自動売買(EA)を禁止または制限するサービスが多い一方、海外FXでは自由に利用できます。
さらに、海外FXではMT4・MT5といった高性能の取引プラットフォームを提供しており、自動売買(EA)の開発や運用に適した環境が整っています。
自動売買(EA)を導入することで、時間に縛られず安定した取引を続けられる点が大きな魅力です。
XMTradingではMT4とMT5の両方が利用でき、自動売買(EA)の使用を明確に認めています。
高速な注文処理システムを採用しているため、EAによる瞬時の取引にも対応できます。
XMTradingを活用すれば、自動売買(EA)が24時間相場を監視し、設定した条件に合わせて自動で注文を行ってくれるため、効率的に取引を進められます。
国内FXがおすすめな人
ここでは、国内FXがおすすめな人の特徴を2つ紹介します。
- ハイレバレッジによる損失リスクを避けたい人
- 税金を抑えたい人
国内FXがおすすめな人①:ハイレバレッジによる損失リスクを避けたい人
国内FXは、強いレバレッジによる大きな損失を避けたい利用者に向いています。
金融庁の規制によって最大レバレッジが25倍に固定されているため、比較的安定した環境で取引できます。
ハイレバレッジによる損失を避けられる主な理由は次の通りです。
- レバレッジが25倍に規制されている
- ロスカット水準が高めに設定されている
国内FXでは25倍という上限が設けられているため、海外FXのように一度の取引で大きな損失を抱える状況になりにくい点が特徴です。
ロスカット水準も50%ほどと高めで、資金の半分を失った段階で自動的に決済されます。
この仕組みにより、国内FXでは強いレバレッジによる急激な損失を抑えやすくリスクが少ないです。
ただし、ゼロカットシステムを採用していないため、急激な値動きが起きた際には証拠金以上の損失が発生する可能性があります。 仮に自己資金以上の損失が発生した際には追加証拠金が必要な点には注意しましょう。
国内FXがおすすめな人②:税金を抑えたい人
国内で利用できるFXサービスは税金を軽くしたい人に最適です。
申告分離課税が使えるため、海外のFX取引より税金が少なくなる傾向があります。
海外のFX取引では最大で55%の税率が発生しますが、国内のFX取引では一律20.315%で計算されるため、負担を抑えやすいです。
海外FXの場合は、税率が変動制となっており利益が少ない場合は5〜10%の所得税率が適用されます。そのため利益額によっては海外の取引サービスの方が税金を低くできるケースがあります。
大きな利益を狙う場合は法人名義の口座を利用すると23%に抑えられるため、利益が増えそうな人は法人の利用を視野に入れると効果的です。
▼税率のちがい(目安)
| 取引環境 | 税率 | 特徴 |
|---|---|---|
| 国内FX | 20.315% | 税負担を低く保ちやすい |
| 海外FX | 最大55% | 利益が小さいと有利な場合がある |
| 法人FX口座 | 23% | 利益が大きい人向け |
税制の仕組みを理解すると、自分に合った取引方法を選びやすくなります。
海外FX業者を選ぶ際の6つのポイント
海外FXは魅力的なメリットがある一方で、いくつかの重要な注意点があります。
この章では、海外FXに関する注意点について詳しく解説します。
海外FXに関する注意点
- 金融ライセンスを確認する
- 海外FXの資金管理方法を確認する
- 取引コストの比較をする
- 日本語サポートの充実度を確認する
- ボーナスの出金条件を確認する
- 悪質な出金拒否や詐欺に遭うリスクがある
金融ライセンスを取得していない業者がある
海外FX業者のサービスを利用する際に留意してほしいことは金融ライセンスのない業者の存在です。
そのような業者は少なからず存在します。
金融ライセンスを取得していない業者を利用してしまうと、出金拒否をされたりと悪質な行為をしてくる可能性がある ので注意してください。
信頼できる金融ライセンスを持つ業者を選ぶことで、安心して利用できます。
安全性の高い金融ライセンスは、以下の通りです。
| ライセンス発行機関 | 特徴 |
|---|---|
| FCA(イギリス) | 世界最難関の審査基準、日本も参考にしている |
| CySEC(キプロス) | FCA(イギリス)と同じレベルの審査基準 |
| ASIC(オーストラリア) | オーストラリア唯一の金融監視機関 |
| FSA(セーシェル) | 会計監査や自己資本の規定がなく、信頼性がやや劣る |
| FMA(ニュージーランド) | 厳格な規制を設けている |
すべての金融ライセンスが同等の信頼性を持つわけではありません。
FCA(イギリス)、CySEC(キプロス)、ASIC(オーストラリア)の3種類のライセンスは、特に信頼性が高いとされています。
海外FXの資金管理方法に関する注意点
海外FX会社をえらぶときは、資金をどう守る仕組みを必ず確認します。
海外FX会社の資金保護には「分別管理」と「信託保全」が存在します。
分別管理でも一定の安心感は得られますが、信託保全は第三者が資金を預かるしくみで安全性が大きく高まります。
信託保全は利用者の資金を会社の口座と分け、独立した管理先で保護します。
MYFX Marketsは信託保全を導入しているため、資金を強固に守りたい利用者に最適な海外FX会社といえます。
安全面を重視する利用者に向いている点が大きな特徴です。
取引コストが業者によって異なる
海外FX会社の選択には、取引にかかる費用の比較が欠かせません。
取引に必要な費用は長い期間のもうけに大きく影響するため、内容を丁寧に確認します。
取引に必要な費用は「取引手数料」「スプレッド」「スワップポイント」の三つに分かれます。
それぞれの仕組みを把握すると、費用全体の大きさを正確に判断できます。
短期売買やスキャルピングを中心に行う場合、わずかな費用差が利益に大きく反映されます。
短い時間で売買を重ねる利用者ほど、負担の小ささが重要になります。
取引で発生する費用をおさえたい利用者には、スプレッド口座を用意しているExness、Vantage Trading、MYFX Marketsが適しています。
三つの会社は費用を低くおさえたい利用者に向いた特徴を持っています。
日本語サポートが充実していない業者もある
海外FX会社をえらぶときは、日本語で相談できる体制の充実度も大事な判断材料になります。
とくに初心者の利用者にとって、言葉の不安を感じずに質問できる環境が整うと、取引に集中しやすくなります。
日本語で相談できる体制を確認すると、難しい取引ルールや規約を正しく理解できます。
内容を正確につかめるため、取引で迷ったときも安心して行動できます。
取引に関する疑問点をすぐに解決できる点も、日本語で相談できる体制の大きな利点です。
緊急時には迅速な対応も期待できるため、安心感が高まります。
日本語で相談できる体制は会社ごとに差があるため、まずは各ページの日本語表記のわかりやすさを確認します。
不自然な表現が多い会社を利用すると、規約を誤って理解する危険が発生します。
規約の誤解が原因でボーナスを失う可能性や、アカウントが閉じられるおそれもあります。
内容を正確に読み取れない環境は、想定外の不利益につながります。
次に、日本語で相談できる時間帯も必ず確認します。
できるだけ広い時間帯で対応している会社を選ぶと、取引に慣れていない初心者でも安心して使えます。ポートを提供している海外FX業者を利用したい方は、 今回紹介した5つの海外FX業者を検討してみてください。
ボーナスの出金条件は業者ごとに異なる
海外FX会社をえらぶときは、ボーナスの受け取り条件を前もって確認します。
大きく見える入金ボーナスでも、厳しい条件が付く場合は引き出せず、利益が一円も得られない危険があります。
ボーナスの受け取り条件は取引量や利用できる期間、利益の上限など会社によって大きく変わります。
内容に差があるため、細かな条件を正しく把握する作業が欠かせません。
FXGTでは次のような条件が設定されています。
- 2GLot(=200,000ドル相当額)以上の取引を完了する
- 口座を30日以上そのままにするとボーナスが消える
- 複数アカウントでの運用は禁止
ボーナスの利用を考える場合は、条件を理解した上で自分が実際に達成できるかを判断します。
内容を正しく把握すると、予想外の損失を避けながら計画的に活用できます。
悪質な出金拒否や詐欺に遭うリスクがある
海外FX会社の中には、出金を拒否するというケース見られます。
豪華に見えるボーナスで利用者を集める会社や、資金状態が悪化して倒産した会社で起こるケースが多いです。
利用規約に反した行動をした場合や、出金先の情報に間違いがある場合も出金拒否される可能性があります。
情報に誤りがあると手続きが止まり、資金を受け取れない状態が続きます。
海外FXを使うときは、会社の信頼性を確かめて規約を守ることがとても大切です。
他者の口コミなども参考にして慎重に取引を始めると、資金トラブルを避けながら安心して取引できます。
海外FXのおすすめ業者ランキング5選
海外FXには多くの業者がありますが、ここでは特におすすめ業者をランキング形式で5つ紹介します。
まずは、以下の比較表でおすすめ業者の違いを押さえましょう。
| 業者名 | レバレッジ | 口座開設ボーナス | 入金ボーナス | スプレッド | 金融ライセンス | 約定力 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Vantage Trading | 2000倍 | 15,000円 | 最大150万円 | 0.0pips〜 | 9種類 | ◎ |
| XMTrading | 1000倍 | 13,000円 | 最大160万円 | 0.6pips〜 | 8種類 | 〇 |
| Exness | 無制限 | なし | なし | 0.0pips〜 | 7種類 | ◎ |
| FXGT | 5000倍 | 15,000円 | 最大143万円 | 0.0pips〜 | 4種類 | △ |
| MYFX Markets | 1000倍 | なし | なし | 0.0pips〜 | 1種類 | ◎ |
1位:Vantage Trading
引用:Vantage Trading公式サイト
| 最大レバレッジ | 2000倍 |
| スプレッド | 0.0pips~(RAW ECN口座、プレミアム口座、USD/JPY) |
| 取扱通貨ペア数 | 60種類以上 |
| 約定力 | ◎ |
| ロスカット水準 | 0% |
| 取引ツール | MT4、MT5、VantageConnect |
| 口座開設ボーナス | 15,000円 |
| 入金ボーナス | 最大150万円 |
| 日本語サポート | 月-金曜日:午前9時から午後5時まで |
| 公式サイト | Vantage 公式サイト XMTradingの基本情報 |
海外FXでおすすめの会社ランキング第1位はVantageです。
Vantageは多くの利用者が使いやすいと感じる会社で、豊富なキャンペーンと取引できる銘柄の多さが大きな特徴になります。
複数の口座タイプを提供しているため、初心者から経験豊かな利用者まで幅広く対応できます。
取引スタイルに合わせて口座を選べる点が強みです。
Vantageの主な特徴は次のとおりです。
- 最大レバレッジ2,000倍
- 最大150万円のキャンペーンを実施
- FX・株価指数・商品・仮想通貨など多様な銘柄に対応
- スキャルピングや自動売買(EA)を利用できる
- 複数の金融ライセンスを取得
多くの取引方法に対応しながら安全性も確保しているため、使いやすい海外FX会社として高く評価されています。
Vantageは、高いレバレッジと多様な取引銘柄を提供しており、様々なトレーダーに向いています。
また、 Vantageは豊富なボーナスキャンペーンを常時開催中です。口座開設ボーナスや入金キャンペーンは、非常に高額でしっかりトレードがしたい方には嬉しい特典です。
Vantageは、海外FXならではのボーナスを使ってハイレバレッジ取引をしたい方に向いています。
Vantageは、総合的に見ておすすめの海外FX業者です。
2位:XMTrading
引用:XMTrading公式サイト
| 最大レバレッジ | 1000倍 |
| スプレッド | 0.6pips~(KIWAMI極口座、USD/JPY) |
| 取扱通貨ペア数 | 55種類以上 |
| 約定力 | 〇 |
| ロスカット水準 | 20% |
| 取引ツール | MT4/MT5、WebTrader |
| 口座開設ボーナス | 13,000円 |
| 入金ボーナス | 最大10,500ドル(約160万円) |
| 日本語サポート | 週5日24時間 |
| 公式サイト | XMTrading公式サイト XMTradingの基本情報 |
おすすめの海外FX会社で第2位に入るのはXMTradingです。
海外FXをこれまで利用した経験がない利用者に向いており、安心して取引を始められる特徴をそなえています。
XMTradingの主な特徴は次のとおりです。
- 最大レバレッジ:1000倍
- 取扱通貨ペア:55種類
- 口座開設ボーナス:13,000円
- 入金ボーナス:最大10,500ドル(160万円)
- サポート体制:24時間日本語で相談可能
XMTradingは最大1000倍のレバレッジを提供し、全55種類の通貨ペアで取引できます。
副業として少ない時間で取引したい利用者にも、専業として市場を細かく観察したい利用者にも使いやすい環境です。
13,000円の口座開設ボーナスと最大160万円の入金ボーナスがそろっており、非常に充実した内容です。
取引を始める段階からメリットを得やすい構成になっています。
質の高い24時間日本語サポートも利用できるため、初心者でも安心して使えます。
海外FXをこれから始める利用者に最適な会社として高く評価されています。
3位:Exness
引用:Exness公式サイト
| 最大レバレッジ | 無制限 |
| スプレッド | 0.0pips~(ゼロスプレッド口座、USD/JPY) |
| 取扱通貨ペア数 | 95種類以上 |
| 資産管理方法 | 分別管理 |
| 約定力 | ◎ |
| ロスカット水準 | 0% |
| 取引ツール | MT4/MT5、WebTrader |
| 口座開設ボーナス | なし |
| 入金ボーナス | なし |
| 日本語サポート | ○ |
| 公式サイト | Exness公式サイト Exnessの基本情報 |
海外FXのおすすめ業者ランキング3位は、Exness です。
Exnessは0.0pipsの極狭スプレッドと99.99%の高い約定力を持ち、短い時間で売買する利用者やスキャルピング中心の利用者に向いた海外FX会社です。
ロスカット水準が0%に設定されているため、高い倍率で資金を大きく動かせます。
資金を効率よく使いたい利用者にとって有利な環境が整っています。
Exnessの主な特徴は次のとおりです。
- 最大レバレッジ:無制限(実質約21億倍)
- スプレッド:ゼロスプレッド口座を利用できる
- ロスカット水準:0%
- 取扱通貨ペア:約100種類
- 取引環境:99.99%の高い約定力
Exnessは他社が提供する1000倍〜5000倍をこえる無制限レバレッジを用意しています。
倍率の自由度が高く、思いどおりに取引量を調整できます。
ゼロスプレッド口座を使うと、費用をおさえながら売買できます。
値幅が小さく設定されているため、短い時間で取引を重ねる利用者に向いた環境です。
ロスカット水準が0%のため、高倍率で取引してもすぐに決済されず、最後までポジションを維持しやすい点も大きな利点です。
少ない資金でも効率よく利益をねらえます。
取扱通貨ペアが約100種類と多く、利益をねらえる市場を見つけやすい点も魅力です。
売買のチャンスを広く探せる構成になっています。
EXNESSは初心者から経験者まですべてのトレーダーにおすすめの業者です。
4位:FXGT
引用:FXGT公式サイト
| 最大レバレッジ | 5000倍 |
| スプレッド | 0.0pips(ECN口座、USD/JPY) |
| 取扱通貨ペア数 | 50種類以上 |
| 資産管理方法 | 分別管理 |
| 約定力 | △ |
| ロスカット水準 | 20~40% |
| 取引ツール | MT4/MT5、Advanced Trader Toolkit |
| 口座開設ボーナス | 15,000円 |
| 入金ボーナス | 最大143万円 |
| 日本語サポート | 年中無休 |
| 公式サイト | FXGT公式サイト FXGTの基本情報 |
おすすめの海外FX業者の第4位はFXGTです。
FXGTは多くの便利な機能を備えた海外FX会社で、使いやすさが高く評価されています。
最大5000倍の高い倍率や費用を抑えられるゼロスプレッド口座が揃っており、魅力の大きい取引環境が整っています。
FXGTの基本的な取引条件を記します。
- 最大レバレッジ:5000倍
- スプレッド:ゼロスプレッド口座を利用できる
- 口座開設ボーナス:15,000円
- 入金ボーナス:最大143万円
- サポート体制:年中無休で日本語相談に対応
FXGTの口座は高い倍率でコストを小さくしたい利用者に向いた仕組みです。
口座開設で15,000円、入金で最大143万円のボーナスが付与されるため、少ない資金でも大きく取引を始められます。
資金面のハードルが低く、取引を始めやすい点が強みです。
ロスカット水準は20〜40%と高めですが、MT4やMT5など柔軟に使える取引環境が用意されています。
多くの機能を使いながら思いどおりに売買できます。
FXGTは高い倍率で取引したい利用者や、豪華なボーナスを活用したい利用者に最適な海外FX会社です。
5位:MYFX Market
引用:MYFX Markets公式サイト
| 最大レバレッジ | 1000倍 |
| スプレッド | 0.0pips(プロ口座、USD/JPY) |
| 取扱通貨ペア数 | 55種類以上 |
| 資産管理方法 | 分別管理 |
| 約定力 | ◎ |
| ロスカット水準 | 20% |
| 取引ツール | MT4/MT5 |
| 口座開設ボーナス | なし |
| 入金ボーナス | なし |
| 日本語サポート | 7時半-20時 |
| 公式サイト | MYFX Markets公式サイト MYFX Marketの基本情報 |
MYFX Marketsは使いやすさを重視する利用者に向いた海外FX会社です。
約10年の運営実績を持ち、安心して取引できる環境が整っています。
MYFX Marketsの主な特徴は次のとおりです。
- 運営歴:約10年
- スプレッド:ゼロスプレッド口座を利用できる
- 取引環境:超高速約定による高い約定力
- 取引の自由度:スキャルピングや自動売買(EA)に制限なし
- サポート体制:7時半〜20時の日本語相談に対応
MYFX Marketsは超高速約定を実現しており、約定力が非常に高い点が大きな利点です。
値のすべりや注文が通らない現象が起こりにくく、安心して取引できます。
スキャルピングや自動売買(EA)に制限がないため、自由度の高い取引スタイルをそのまま活用できます。
利用者の取引方法に合わせて柔軟に対応できる環境です。
Q&A(よくある質問)
- 海外口座のメリット・デメリットを教えて下さい
-
海外で開設したFX取引口座には、特徴ごとに良い点と注意点が存在します。
外国に拠点を置くFX会社の中には、金融庁の方針に沿って運営している企業もあり、その場合は「高い取引倍率」という利点が当てはまらないケースがあります。本文でも紹介している通り海外FXのメリットは以下の通りです。
- レバレッジが高い(1000倍~無制限)
- NDDを採用している
- 日本語対応ができる
- ゼロカットによるポジション保持
- MT4/MT5のプラットフォームを利用できる
海外FXは国内FXの営業規約と異なる規約による運営をしているためレバレッジを高く設定することが可能です。
また、ゼロカットを採用しているためロスカットまでの値幅が大きくなることも魅力です。
MT4、MT5を利用して自分仕様のプラットフォームで取引ができます。
また、デメリットは以下の通りです。
- スプレッドが広い
- 税金面で課税率が高いなど不利
- 信託保全の仕組みを持たない
- トラブルが多い
記事内でもお伝えしたとおり、手数料となるスプレッドが変動的でなおかつ高くなる傾向があります。
税金の支払いに関する項目で、税金の種類が異なり特に高額の利益を出した場合に多く課税されるというデメリットもあります。
預けた資金に関する安全面でも脆弱性があり、信託保全が認められないのが不安なところです。
また、出金トラブルや約定に関するトラブルが多いことも海外FXの抱える課題です。
- 海外FX口座の税金はどうなりますか?
-
海外のFX口座で得た利益には税金がかかり、確定申告が必要になります。
前の質問でもお伝えしたように海外での利益は「雑所得」に区分されます。国内の取引口座とは税金の計算方法がまったく異なります。
項目 海外FX口座 国内FX口座 税区分 雑所得として計算 申告分離課税で計算 課税方式 本業と合算される総合課税 利益のみを別枠で計算 税率 所得額に応じて段階的に変動 一律の税率 損益通算 利用不可 利用可能 繰越控除 使えない 最大3年まで利用可能 海外の取引口座は、仮想通貨と同じ扱いを受けるため、税金の区分が「雑所得」になります。
そのため、給与などの収入と合わせて税金が計算され、収入が多い人ほど税率が高くなります。仮想通貨と同じ扱いのため、詳しい仕組みを確認したい場合は「ビットコインの税金に関する注意点」を参照すると理解が深まります。
国内の取引口座のように、前年の赤字を翌年の利益と合わせて調整する仕組みは利用できません。
利益が出た年は必ず課税され、損失が出た年はそのまま自己負担になります。
まとめ:海外FX口座はデメリット以上にメリットが多い
海外FXに関する記事を読んでいただきありがとうございました。
海外FXは、高レバレッジによる効率のいい仕組みによるダイナミックなトレードができることでトレーダーから支持を受けています。
トレードに使用する資金の安全性やトラブルなどの事例もみられるものの、メリットがたくさんあります。
海外FXの業者は多数ありますが、悪質な業者にかかることがないよう口コミやサポートの有り無しを確認した上で取引を始めましょう。



